こんにちは、上ポンです。
珍しく、2日連続で外食でした。
普段節制しているからこそ、外食が美味しく感じますね。
目次
3食糖質ONダイエットを読んで思ったこと
さて、本題です。
先日、『3食糖質ONダイエット』という本を読みました。
割と人気の本なので、中には読んだことがある方もいるかもしれませんが、今回はトレーナー目線でこの本を深堀していきます。
先に結論だけ言っておくと、かなりオススメのダイエット法なので、気になる方はぜひ読んでみてください。
3食糖質ONダイエットの良いところ
まず、3食糖質ONダイエットの良いと思った部分は、以下の3つ。
②代謝を落とすことなく体重を落とせる
③無駄なものを食べなくなる
詳しくみていきましょう。
①食事の満足度が上がる
リバウンドする理由は様々ですが、1番大きいのが『我慢しているから』です。
そして、『我慢する』は、『食事の満足度が低い』と言い換えられます。
さて、あなたの今の食事の満足度はどのくらいでしょうか?
最低でも85点は超えておかないと、積もり積もっていずれリバウンドします。
よくお米を減らして野菜をたくさん食べる方がいますが、果たしてそれは食事の満足度が高いのでしょうか?
個人的には「No」で、やっぱり主食をしっかり摂ったほうが、食事の満足度は高いですよね。
お茶碗1杯が約250kcalですが、女性でもお子様茶碗3杯は食べたほうが良いです。
特に、定期的に運動をされている方は、糖質がエネルギー源になっているので、しっかり食べましょう。
食事の満足度、大事ですよ!
②代謝を落とすことなく体重を落とせる
私が糖質制限をオススメしない理由が、「ほぼ100%リバウンドするから」ですが、代謝を維持する上で糖質はかなり重要です。
例を挙げるとするなら、餅つきの時にたまにつけるお水くらい大事です。
3食糖質ONダイエットではしっかりと糖質を接種するので、代謝を落とすことなく体重を落とすことができます。
主食の量は人それぞれですが、お子様茶碗3杯ほどが1つの目安になります。
私も絶賛ダイエット中ですが、平均して3合は食べるようにしています。
このおかげで筋肉を残したまま減量できているので、糖質は3食ONを意識しましょう。
③無駄なものを食べなくなる
お菓子を食べる理由は様々ですが、その1つが『主食の量が少ない』です。
実際、お客様の中でも、「主食をしっかり摂るようになってからお菓子を食べなくなった」という方は結構いらっしゃいます。
「お菓子を全く食べるな」とは言いませんが、食べなくて良いならそれに越したことはないですよね。
しっかり主食を摂って、無駄なものを食べないようにしましょう。
3食糖質ONダイエットの懸念点
反対に、3食糖質ONダイエットを読んで「ん?」と思ったポイントは、以下の3つです。
②食後4時間にトレーニングをする
③GI値は関係ない
詳しくみていきましょう。
①タンパク質は1日50g
この本では、「タンパク質は1日50g」と書いてありましたが、正直これは少なすぎです。
たしかに最低ラインが50gなので、1つのラインではありますが、これでは筋肉が落ちてしまいます。
様々な研究から、ボディメイク時は『体重×1.5~2.0g』のタンパク質摂取が最低ラインということが分かっているので、このラインを目指したほうが良いです。
おそらくこの本は、全く運動をしていない人を想定しているので、論点が違うといえば違います。
ただ、そもそも全く運動しないというのは不健康なので、それはそれで問題がありますよね。
『週に150分以上の中程度の運動』はWHOが提唱している数値で、このラインを意識して過ごされている方なら、余計タンパク質の摂取量は増えます。
まずは、体重50gの人なら75g、体重60kgの人なら90gを目指してみてください。
②食後4時間にトレーニングをする
この本では、「食後4時間のタイミングでトレーニングすることで脂肪が最も燃焼する」と書いてありましたが、これは概ね正しいです。
ただ、これだと筋肉も結構分解されるなというのが本音。
実験的に私もこのタイミングを意識してトレーニングした時がありますが、パワーが出ず、あまり良い結果が残せませんでした。
糖質は良いとしても、ここまで食事から時間が空く場合は、プロテインやデキストリンといったものを利用して、トレーニング中の筋分解を抑える必要があります。
私の場合だと、できる限りトレーニングの2〜3時間前にご飯を食べるようにしています。
もし、さらに時間が空く場合は、プロテインと大福などをトレーニングの1時間前に摂るようにしています。
こうすることで、トレーニング中のエネルギー切れを防ぐことができるのでオススメです。
③GI値は関係ない
この本では「GI値は関係ない」と書いてありましたが、これは少し違います。
マウスの実験ではありますが、「GI値の低い食事のほうが体重が落ちやすい」と言われており、私の体感的にもその通りです。
実際に食べてみると分かりますが、白米を食べた時とジャスミン米を食べた時だと、腹持ちや食事後の眠気が全く違います。
ダイエットだけでなく、仕事をする上でもプラスなので、GI値は低いに越したことはありません。
個人的には、食べ順よりもGI値を意識した食事のほうが現実的だと思っているので、ストレスなくダイエットしたい方は、GI値の低い食事を意識してみてください。
今日のおまけ
すでに3回読んでいたのですが、ブログを書くにあたって4回目を読みました。
やっぱり、本って良いですね。
では、また。