断食ダイエットのよくある勘違い

断食ダイエットのよくある勘違い

こんにちは、上原です。

2ヶ月ほど前からマッスルランチを作っておりまして、今日が1週間分の最終日でした。
最終日のたびに、「次なにを作ろうかな?」と考えるのが、最近の密かな楽しみです。

断食ダイエットのよくある勘違い

断食ダイエットのよくある勘違い

さて、本題です。

断食やファスティングという言葉が流行って、「よし、やってみよう」と思ったことがある方は多いですよね。
中でも、痩せる目的で取り入れる方が多いのではないでしょうか?

結論から言うと、これは間違った認識です。

というのも、断食って「さまざまな欲望を抑え、自身の信仰心を深めること」が本来の目的です。(諸説ありますが…)
つまり、現地の人も「よし、痩せたいから断食しよっ!」とは思ってないということです。

では、断食にはどんなメリットがあるのか?
ここまで流行る理由、気になりますよね。

結論、以下のようなメリットがあると言われています。

・血液がサラサラになる
・お腹の調子が良くなるかもしれない
・ガンにかかりにくくなるかもしれない
・風邪に引きにくくなるかもしれない
・頭が良くなるかもしれない
・睡眠の質が改善するかもしれない

ご覧の通り、『かもしれない祭り』でございます。

これを見て「よし、体に良さそうだから断食しよう!」と思うなら、どうぞやってください。
ただ、健康的に痩せたい方にはオススメしません。

実際、僕も断食はしていないですし、今後もする予定はありません。

さらにいうと、ボディビルダーとかでもしている人なんていないですよね。
これが、もう全てを物語っています。

断食をする場合のポイント

断食をする場合のポイント

では、もし仮に僕が断食をするとしたら、どんなことに気をつけるのか?
1回だけお試しで週1断食をしたことがあるので、その経験をもとに解説します。

また今回は、16時間は何も食べないで、8時間だけ好きなものを食べる食事法。
いわゆる『リーンゲインズダイエット』をもとに解説します。(女性の場合は、14時間です)

①8時間の間に高タンパクの食事をする

断食では食べられる時間が短いです。
そのため、食事では意識的にタンパク質をたくさん摂る必要があります。

具体的には、1回の食事で30gを3回です。
これをクリアしないことには、確実に筋肉が落ちて、結果『痩せにくい体』になってしまいます。

基本的には、30gほどだったら女性でも1回に吸収できる量ですので、まずはここをクリアしましょう。
タンパク質の量に関しては、タンパク質20gってどれくらい?を参考にしてください。

②水を2リットル以上飲む

16時間何も食べない時間が続くのもあって、基本的にはお腹が空きます。
もちろん、お菓子なんて食べれませんから、口にできるものは水のみです。

人間の体の約60~70%が水分でできていることはご存知ですよね?

筋肉にはたくさんの水分が含まれています。
また、筋肉へ栄養分を運んだり、老廃物を排出する血液も、およそ90%が水分であり、筋肉に与えるお水の影響はとても大きいと言えます。

後にも書きますが、筋トレをする上で水分は欠かせないものなので、30分に1回を目安に、こまめに補給しましょう。

③筋トレは継続する

断食中のトレーニングに関してですが、基本的にはやりましょう。
「どうしても体の調子が良くない」という方は休んでOKです。

ただ、先述したように、タンパク質を意識した食事は必要不可欠です。
そのため、筋トレをするタイミングも重要です。

何も食べられない朝とかの時間帯に行ってしまうと、ただ筋肉が分解されてしまうので、8時間の間、できれば『食事をしてから2〜3時間後』に行いましょう。

中には、「重い負荷が扱えない」という方がいるかもしれません。
そういった方は、同じ重量で、セット数を減らしてみてください。

あるいは、負荷を軽めにして回数を増やす日にしてもOKです。
この辺は、様子を見ながら決められると良いですね。

今日のおまけ

今日のおまけ

焼肉、美味しでした。
月1くらいで行きたいですね。

では、また。

参考文献
https://academic.oup.com/ajcn
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24739093/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24612255/
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4549297/
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3926116/
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https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17078771/
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4257368/
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https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2622429/

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