こんにちは、上ポンです。
あったかくなったり寒くなったりで大変ですね。
ホント体調には気をつけないとです。
目次
減量に有酸素運動が必要ない3つの理由
さて、本題です。
少しあったかくなってきたので、「よし、有酸素運動をしよう!」と意気込んでいる方がいるかもしれません。
その意気込みは素晴らしいですが、減量を目的とする場合、もしかすると逆効果になってしまうかもしれません。
ということで今回は、減量に有酸素運動が必要でない理由を3つ紹介します。
ちょっと難しい単語も出てきますが、わかりやすく解説するので、ぜひ最後まで読み進めてください。
①暴飲暴食に繋がりやすい
これは誰しもが一度は経験していることだと思いますが、ランニングやジョギングをした後に、お腹が空いていつもより食べたり、頑張ったご褒美にビールを飲んだりしたことありますよね?
もちろん私もあるんですけど、これがまさに暴飲暴食に繋がる証です。
実際、ハーバード公衆衛生大学の研究では、「長期間の有酸素運動を行っている被験者ほど、消費したカロリーよりも平均で100kcalも多めに食べる傾向があった」という結論が出ています。
上ポン
また、有酸素運動はストレスホルモンを過剰に分泌することでも有名です。
以前に記事でも書きましたが、ストレスホルモンが慢性化すると、ダイエットがうまく進みません。
この状況はできるだけ避けるべきなので、やはり有酸素運動のやりすぎは禁物ですね。
②UCPが減ってしまう
ちょっと専門的な用語が出てきますが、頭の片隅に置いてください。
有酸素運動をすると、UCP(脱共役タンパク)が減ってしまいます。
このUCPは体温を担っており、これが減るということは、無駄を減らし体温を下げるということです。
これがダイエット中と同じような働きになり、エネルギーを消費しづらくなってしまうんです。
こうなると、短期間で痩せたとしても痩せにくい体になっているので、リバウンドする可能性が高くなるんです。
「ダイエット中にカロリーを削りすぎないでね!」って度々言っていますが、これもこういった理由からです。
あくまでも、「活動代謝×0.9」を目安にしましょう。
③日本人は結構歩いている
これはあまり触れられていない部分ですが、日本人は思っているより通勤で動いています。
もちろん、ドアトゥドアの人もいますが、基本的には20~30分ほど歩いていますよね。
もし1日30分を週5日しているとしたら、それだけで週150分の運動です。
これは、WHO(世界保健機関)が提唱している数値をクリアしています。
やりすぎが良くないという話をしてきましたが、ここから何時間も有酸素運動をするのが逆効果というのは理解できますよね。
通勤も意識すれば立派な有酸素運動です。
「毎日在宅ワークです」という方以外は、無理して有酸素運動をしなくても良いかもしれません。
今日のおまけ
「必要ない」というと語弊がありますが、「1番にやるべきことではないですよ」ってことです。
おそらく、私のブログを読んでくださっている方は理解されていると思いますが。
では、また。
https://www.nature.com/articles/ijo2008203
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21944954/