みんな意外と気にしないカロリーの質

みんな意外と気にしないカロリーの質

こんにちは、上ポンです。

3週間ぶりのInBodyは、ほぼ横ばいでした。
普通なら「こんなに頑張ったのに」って感じると思いますが、確実に絞れているので気にしていません。

今年の夏の目標は『腹筋を程よく割ること』なので、ほぼ達成していますが、もう少しパキッとするまで頑張ります。

みんな意外と気にしないカロリーの質

みんな意外と気にしないカロリーの質

さて、本題です。

体重を減らしたり増やしたりする上でカロリーが鍵になるのは言うまでもありませんが、カロリー数だけを気にしても上手くいかないことがあります。

ということで今回は、『意外と気にしないカロリーの質』について解説していきます。
この記事を最後まで読めば、アンダーカロリーでも痩せない理由が分かるので、ぜひ最後までご覧ください。

カロリーの質とは?

「そもそもカロリーの質って何?」と、目ん玉がクエスチョンマークになっている方のために説明しておくと、以下の4つを基準に決められます。

①満足度
②吸収率
③効率性
④栄養価

これらの基準をベースにカロリーの質が決められますが、それぞれの栄養素でどんな食品が質が高いのかを見ていきましょう。

カロリーの質が高いタンパク質

まずタンパク質ですが、前提として以下の基準を満たしたものが「質が高いタンパク質」と認定されます。

・カロリーあたりのタンパク質量が多い
・必須アミノ酸のバランスがよい
・ビタミンとミネラルが豊富
・余分な添加物が入ってない

これを踏まえた上で、質の良いタンパク源を見てみましょう。

カロリーの質が高いタンパク質
・鶏むね肉(皮なし):タンパク質量〜60%
・鶏もも肉(皮あり):タンパク質量〜45%
・赤身肉(できれば放牧牛):タンパク質量40〜60%
・タマゴ:タンパク質量35%
・魚介類:タンパク質量50%〜94%

カロリーの質を最適化するための推奨量としては、『体重×1.6〜2.0g』が目安です。
これはボディメイクをする上でよく言われる数値なので、やはり意識したいところですね。

カロリーの質が高い炭水化物

次は炭水化物ですが、炭水化物を摂る際は、以下の割合を意識すると良いと言われています。

・低糖質な野菜:全体の50%
・フルーツ、糖質の多い野菜:全体の10%

低糖質な野菜の基準は、大まかに言うと「生でも食えるかどうか」です。
キャベツ、レタス、ホウレン草などが当てはまりますね。

一方で、ジャガイモ、とうもろこし、ゴボウなど、生で食べたら腹を壊しそうな野菜は糖質が高めです。

この前提条件を踏まえた上で、カロリーの質が高い炭水化物が以下の通り。

カロリーの質が高い炭水化物
・ホウレン草
・ブロッコリー
・モロヘイヤ
・ケール
・明日葉

こういったカロリーの質が高い炭水化物を、『1日に10皿分』摂るのが望ましいと言われています。

生の場合と茹でた場合で基準となる量が違うので、調整した後の目安が以下の通りです。

・茹でたホウレン草…250mlカップの半分
・セロリ…5本
・タマネギスライス…4枚
・ブロッコリー小房…5個

これらが1皿のイメージです。
そう考えると、これを10皿分摂るのはなかなか難しいですね。

足りないところは、ビタミン系のサプリとフルーツで補うのがオススメです!

上ポン

カロリーの質が高い脂質

最後は脂質ですが、まず前提として「質が高い脂肪」とは、以下の2つを基準に決められます。

①カロリーあたりの抗酸化物質・ポリフェノール・フラボノイドが豊富さ
②ほぼ未加工で余分な添加物が入っていないか

この基準から導き出される優秀な食材が、以下の通り。

カロリーの質が高い脂質
・高脂肪の魚介(サバ、サーモン、イワシ、マグロ、ウナギ、シラスなど)
・放牧牛
・タマゴ
・アボカド
・ココナッツ
・カカオ
・チアシード
・ナッツ類

こう見ると、よく耳にする「良質な脂」がランクインしていますね。

肉・魚・タマゴから脂をとる場合は、基本的にタンパク質をしっかり摂っていれば適正量に落ち着くので、あまり気にする必要はありません。

一方、ナッツやアボカドなどを食べる場合は、だいたい片手に軽く乗るぐらいが目安です。
体に良いからと言って、食べすぎないように気をつけましょう。

カロリーの質を上げる方法

今回の内容は、イエール大学のデビッド・カッツ教授による最強のダイエットアドバイスがもとになっています。

この話を踏まえた上で私が感じたことが、以下の通り。

・まずは、タンパク質を『体重×2.0g』摂る
・ジャスミン米などの低GI値の主食と葉物野菜を多めに摂る
・脂質は無理に摂ろうとしなくてOK

いつも言っている、『高タンパク低脂質の食事+低GI値の主食』ですね。
これはダイエットにもアンチエイジングにも最強の食事法なので、ぜひベースにしてください。

今日のおまけ

今日のおまけ

やっぱり早く寝るの大事やなぁ。
朝のスッキリ具合が全然違う。

では、また。

参考文献
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16469983/
https://yuchrszk.blogspot.com/2015/06/1_18.html
https://www.acpjournals.org/doi/10.7326/0003-4819-63-4-604?articleid=680246

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