減量期間の決め方と正しいやり方

減量期間の決め方と正しいやり方

こんにちは、上原です。

一昨日の片脚スクワットの筋肉痛がまだとれません。
ケツとお腹に効きすぎました…

分かってはいましたが、右足が課題なので、とことん右足を鍛えていきます。
来年は、スクワット180kg挙げてみたい。

減量期間の決め方と正しいやり方

減量期間の決め方と正しいやり方

さて、本題です。

今日からプチ減量ということで、3週間ほどの減量期間(ほぼ維持期)に入ります。

そんなことも踏まえて、今回は減量期間の決め方とに正しいやり方について解説します。
「正しいやり方」なんて言いましたが、100%全員に当てはまる方法なんてものはないので、そこはご了承ください。

減量期間の決め方

まず、減量期間の決め方ですが、大体「1〜2ヶ月」が目安になります。

2週間くらいだと短いですし、3ヶ月になると長いです。
特に、3ヶ月以上の減量になると、みんな大嫌いの停滞期が発動し、93%くらいの人はここでドカ食いをしてリバウンドします。

それが計画的なものなら良いんですけど、大体は違いますよね。
こうなると減量をしているのかリバウンドをしているのか分からない、通称「リバウンドリピートマシーン」になってしまいます。

ちなみに僕の場合は、プチ減量なので3週間に設定しています!

上ポン

実際の研究でも「長い増量と短い減量を繰り返したほうが、良い肉体が作れる」という結論が出ています。

減量の場合はこの逆で、プチ増量(筋肉を増やす期間)を挟んだほうが、結果的に痩せやすいってことです。

①1〜2ヶ月の増量(減量)をする
②1〜2週間ほど維持期を設ける
③2〜3習慣ほど減量(増量)をする
④1〜2週間ほど維持期を設ける
⑤以下、①〜④を繰り返す

上記の期間を目安に、自分がなりたい体にあった方法を選択してください。

減量はガッツリか?ゆっくりか?

減量はガッツリやるべきか、それともゆっくりやるべきか問題は、ソ連とアメリカが仲悪かった時代から行われていますよね。

結論、これはどっちも正解です。
というのも、目的によってとるべき戦略が変わるからです。

例えば、シドニー大学などの研究によると「ジワジワグループに比べて、急激ダイエットグループのほうが、より脂肪が減っていた」という結論が出ています。
ただ、筋肉や骨密度もより減っていたので、なんとも言えない結果です。

他にも、腹部皮下脂肪や内臓脂肪もより多く減っていて、かつ、ウエストとヒップの比率も改善されています。

逆に、イスファハン大学のメタ分析によると、「ゆっくり痩せるほど体脂肪が減り、筋肉量も維持され、安静時代謝の低下も小さい」という結論が出ています。

もともとゴツく、その上に脂肪があるタイプの人(特に男性に多い)は、急激に痩せてガッツリ体重を落とす。
筋肉はないけど体脂肪率が多いタイプの人(特に女性に多い)は、ゆっくり痩せたほうが良いってことですね。

理想は1ヶ月に1〜2%

では、理想的な減量スピードはどれくらいかというと「1ヶ月に体重の1〜2%」です。

これは実際の研究でも分かっていることで、カリフォルニア州立大学などの研究によると、「週に体重の0.5〜1%のペースなら、筋肉をギリギリまで維持しながら体脂肪を落とせる」という結果が出ています。

ボディビルダーもこれくらいのスピードで減量をしているので、このラインがギリギリと言えそうです。

女性なら分かりやすく、1ヶ月に1kgでOKです!

上ポン

減量の正しいやり方

頭の中グチャグチャ状態の方のために、ここまでの話をサラッとまとめます。

サラッとまとめ
・基本的には筋トレと組み合わせる
・タンパク質は、最低でも「体重×1.5g」摂る
・期間を決めてガッツリ痩せる

大まかには、上記のような感じです。

タンパク質はかなり重要で、減量期間中はタンパク質の摂取量がより増えます。
増量中のプロテインが2杯だとすれば、減量中は3杯になるイメージですね。

実際に僕も3杯飲む予定です!

上ポン

PFCバランスの決め方に関しては、筋肉を成長させるためのPFCバランスの記事をご覧ください。

筋肉を成長させるためのPFCバランス

私の減量法

私の減量法

私が実践するのは、みんな大好き『糖質制限』ではありません。
このブログでも何度か登場している『糖質調整』です。

そもそも、ボディビルの大会に出るような人以外は、糖質制限をするべきではありません。
さらに言うと、あそこまでガッツリ筋トレをしていないと、どうしても筋肉が落ちてしまいます。

ダイエッターにとって筋肉は、桃太郎にとっての団子くらい大事なものので、出来る限り筋肉の減少を抑えたいですからね。

糖質制限と筋トレは相性が悪いので、必要最低限の量は摂取しましょう!

上ポン

話が右に進みすぎたので、真ん中に戻します。

私が実践するのは『糖質調整』で、具体的には、以下のようなポイントを意識して行います。

上ぽん流減量のポイント
・糖質の摂取量を30~50%減らす
・筋トレの強度も少しだけ減らす
・頻度はこれまで通り週6で行う
・有酸素運動は特にしない
・朝昼晩の糖質摂取バランスは、4:4:2の黄金比率を意識する
・間食は高タンパク低糖質のものを選ぶ
・脂質の摂取量はほとんど変えない
・朝食の内容を変えてみる

いくつかのポイントに絞って、詳しく解説していきます。

糖質摂取量と筋トレ強度

増量期間では、朝昼晩ともに300gの雑穀米(糖質で言うと320g弱)を摂取していました。
これを、1食200g程度までに抑えます。大体30%カットするイメージです。

筋トレの強度に関しては、減量なので少し落とします。
正確にいうと、「強度」ではなく、「回数」を落とします。

・ベンチプレス75kg10回→75kg8回
・懸垂8回→5回

ここは難しいところですが、ガッツリ減量ではないので重さは変えずにやっていきます。

筋トレ頻度と有酸素運動

頻度に関しては、これまで通り週6で行います。
ここは、強度(回数)を落とすので、変えなくても良いでしょう。

有酸素運動に関しては、私の場合は特にしません。
もし本格的に減量したいなら、週に100分(30分×3回)の早歩きをオススメします。

ガチでオススメの有酸素運動5選ガチでオススメの有酸素運動5選

糖質摂取バランスの黄金比率

『朝:昼:晩の糖質摂取バランス=4:4:2』

これは、国際特許をバチバチに取得している私が考えた黄金比率なんですけど、この黄金比率を意識すると、ドンドン脂肪が落ちていきます。

世界共通の認識である「夜に糖質を摂りすぎると太る」は正解です。
ただ、睡眠の質を劇的に上げる5つの方法でも書いたように、夜の適度な糖質摂取は、睡眠の質を上げてくれます。

睡眠の質は、ダイエットにとっては欠かせないモノなので、ゼロにするなんて愚行はやめましょう。

オススメの間食

糖質調整中にオススメの間食は、次のようなものです。

糖質調整中にオススメの間食
・ささみプロテインバー
・ゆで卵or半熟卵
・ナッツ
・ちくわ
・カニカマ

基本的には、高タンパクのものを選び、飽きた時なんかは脂質が多めのものを選びましょう。

私は、プロフィットのささみプロテインバーをボリボリ食べるつもりです!

上ポン

朝食メニューの予定

かれこれ2年弱食べ続けてきた、私の体を支えてくれた朝食メニューを、このたび一新します。

今のところ考えているのは、以下のようなメニューです。

・オートミール(もしくは雑穀米200g)
・牛もも肉100g
・ブロッコリー
・卵焼き2個

オートミールに関しては、一般的な食事とはあまり合わないので、今後は変えるかもしれません。

慣れるまで時間がかかりそうです…

上ポン

以上のポイントを意識すれば、スムーズになりたい体になることができます。
私の減量の様子は、当ブログやインスタで配信していきますので、お楽しみに!

今日のおまけ

今日のおまけ

今日は岩国のホテルに泊まりに来てます。(やまぐちプレミアム宿泊券が余っていたため)

大きな浴槽もあるしサウナもあるしで最高です。
明日の朝まで堪能して、また仕事頑張ります。

では、また。

参考文献
https://www.ahajournals.org/doi/10.1161/ATVBAHA.120.314129
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6824325/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32576318/
https://jissn.biomedcentral.com/articles/10.1186/1550-2783-11-20

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です