ぶっちゃけ、筋トレってどれくるいやるのが理想なん?

ぶっちゃけ、筋トレってどれくるいやるのが理想なん?

こんにちは、上原です。

今はマラソン大会に向けた減量中なので、筋トレはほとんどしていませんが、それまでは週6でやっていました。

この頃は食事も超意識していたので、4ヶ月で+5kgほどの増量(筋肉のみ)に成功しました。
実際にお客様から「ゴツくなりましたね!」って言って頂けたので、かなり変わってたと思います。

筋トレの理想の頻度

筋トレの理想の頻度

さて、本題です。

冒頭で「週6で筋トレしていた」と書きましたが、もちろんこれは、一般的なダイエッターには当てはまりません。
僕の場合は、「筋肉をゴリゴリにつけたい」ですからね。笑

では、一般的なダイエッターはどれくらいの頻度で筋トレをするべきなのか?

その答えは、「週に2回」です。

筋トレのベストな頻度は「週2回」

なぜ週2がベストかというと、そういった研究がたくさんあるからです。
主には、以下のような研究結果ですね。

・17人の被験者に、週2の筋トレと週3の筋トレを実践してもらったところ、筋肉の増加量はほぼ変わらず、筋力に関しては週2グループのほうが増加した。(クイーンズランド大学)
・24人の男女に週2の筋トレと週3の筋トレを実践してもらったところ、週2グループは週3グループに比べて、等尺性収縮力が80%アップした。(フロリダ大学)
・29人の男女に週2の筋トレと週3の筋トレを実践してもらったところ、筋肉量と筋力の増加量はほぼ同じだった。(ローレンシャン大学)

もちろん、これらが全て当てはまるわけではありません。
ただ、一般人が健康のために筋トレする場合は「週2がベスト」と言えそうですよね。

週1はキープが限界

「なら、週1はどうなの?」と考える方がいるかもしれませんが、週1だと少ないです。
これは、筋肉の成長過程をイメージするとわかりやすいです。

「筋肉は毎日1%ほど新しく生まれ変わっている」と言われており、実際、筋トレ中は筋肉の分解と合成が目まぐるしいスピードで起こっています。
この合成を分解よりも強くすることが、筋肉の成長につながるんです。

よく勘違いされますが、筋肉は筋トレ中よりも、休んでいる時に成長します。
休養期間にきちんと栄養素を取り込んであげることで、筋肉は赤ちゃんのようにスクスク育っていくんですね。

ただ、筋トレ後の最も栄養素が吸収できる時間が「24〜48時間後まで」と言われており、それ以降は栄養素の吸収率が落ちてしまいます。

つまり、筋トレを中2〜3日で行い、タンパク質と糖質をコントロールした食生活を心がけることが、筋肉を成長させる上では理想の頻度と言えるんですね。

週2回動いて痩せ始めたお客様の例

実際、私のお客様の例を出しても、週1よりも週2でトレーニングされている方のほうが、体の変化が顕著にあらわれています。

ただ、後にも書きますが、週1が悪いというわけではありません。
筋トレすること自体が、素晴らしいことですからね。

しかし、やはり週1だと変化が遅いのも事実。
そこで、よくお客様には、「もう1日か2日動きましょう!」とお伝えしています。

それで、実際に土日に動き始めたお客様は、「お腹周りが引き締まって、スカートが緩くなりました」とか「止まっていた体重がストンと落ちました」と報告してくださるんですね。

有酸素運動ばかりはオススメしないですが、くびれ美人くびれサーキットでトレーニングされている方の場合、家で軽く有酸素運動するくらいは大丈夫です。
というより、次の日とかにできると最高ですね。(←脂肪燃焼効果があるから)

筋トレの優先順位を上げる大切さ

「週2が良いのは分かっているけど、仕事が忙しくて…」という方もいますよね。
仕事が大切なのは百も承知で言いますが、大抵の場合は優先順位が低いだけです。

ちょっと僕の話にはなるんですけど、筋トレをしているときは、1週間の予定を筋トレから組んでいました。
また、今はランニングを最優先事項にしていて、同じように1週間の予定をランニングから設定しています。

こうする理由はただ1つで、「本気で結果を出したい」と思っているからです。

「痩せれば良いな」じゃなくて、「絶対痩せてやるんだ!」。
「マラソンを完走したいな」じゃなくて、「絶対に5時間以内に走ってやる」。

こんな風に覚悟を持てば、自ずと優先順位が上がるはずです。
「本当に無駄なことをしている時間はないかな?」と、自分自身の1週間を振り返ってみてください。

筋トレができない方のための対策

筋トレができない方のための対策

ただ、中には金銭的な事情やハードな仕事などで、「週2回は通えない」という方もいますよね。

そういった方には、以下のような運動をオススメします。

①ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動
②HIITのような追い込む系の運動
③スロースクワットのような中負荷の筋トレ

では、それぞれの運動をオススメする理由と取り入れるべきタイミングについて解説していきます。

①ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動

基本的に有酸素運動をオススメしていない私ですが、先ほども説明したように、筋トレと組み合わせれば効果的に脂肪を落とすことができます。

具体的には、次のようなことを意識すると良いですね。

・強度は、中程度(若干息が上がるくらい)の強度
・頻度は、週に100分
・時間帯は、朝が理想

この3つを意識するだけでも、かなり脂肪が落ちてきます。
実際ボディビルダーは、このような方法で脂肪を落としています。

ただ、時間帯に関しては朝が難しい方もいますよね。
そういった方は、通勤中や土日の夕方などの自身が取り入れやすい時間帯に行っても、全く問題ありません。

②HIITのような追い込む系の運動

これは、前回の記事でも書いたんですけど、高負荷の運動を短時間で行うのは効果的です。

僕も筋トレ中は行うことがありましたし、ボディビルダーの中にもHIITで体脂肪を落とす方もいます。

これも朝にやるのが理想ですが、空腹状態で行うとかなり疲労感が出るので、取り入れやすいタイミングでOK牧場です。

③スロースクワットのような中負荷の筋トレ

「スロースクワットって何?初めて聞いたんじゃけど!」という方もいるかもしれませんね。
スロースクワットはその名の通り、ゆっくり行うスクワットのことです。

「7秒スクワット」とも呼ばれ、血糖値が下がるとも言われています。

血糖値のことはいったん横に置いときますが、スクワットは筋トレの中でも非常に効果的な種目です。
僕のパーソナルトレーニングでも、スクワットはほとんどのお客様に行っていただいております。

スクワットについて語り始めると論文が書けるので今回は遠慮しますが、「とにかくゆっくりとスクワットを行おう!」ってことです。
具体的には、以下のことを意識して行ってみてください。

・5秒かけて下ろし、下で2秒キープする
・お尻を後ろに突き出し、股関節から曲げるイメージで行う
・10回を1セットとし、1日3セットを週に2回以上行う

これならハイハイを始めた赤ちゃんでもできるので、家でゴロゴロしている時にやってくださいね。

今日のおまけ

今日のおまけ

マラソン大会まで残り35日ですが、すでに筋トレしたい欲が最高潮です。

3年前に筋トレ始めた時には、こんな気持ちになるなんて思ってなかったなぁ…笑

では、また。

参考文献
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/9721008/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/2628366/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17313289/

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